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zoom RSS 福島原発事故とA.ラマチャンドランの「大亀ガウディの海」が描いた海洋汚染

<<   作成日時 : 2011/12/07 00:10   >>

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福島の原発事故で、三陸沖では深刻な海洋汚染が続いています。20年前、大海に住むあらゆる生き物が放射能汚染で追われる叫びを、「大亀ガウディの海」は描きました。この物語は、英語版をもとに、アジアの17カ国々に広がっていったのですが、悲しいことに原発建設は今、中国やインドをはじめ拡大の一途をたどっています。

21世紀の地球の未来は、予期できないほど怖ろしい姿を現してきています。この本は、原子力の脅威を早くから指摘してきた高木仁三郎氏が高い評価を行った物語です。

2011年12月7日の世界ヒバクシャ展 緊急フォーラムのために制作された「大亀ガウディの海」

http://www.youtube.com/watch?v=VvoQzYakaO4(大亀ガウディの海の叫び)


http://www.youtube.com/watch?v=M_kTklCcHHw (古屋和子の語り)

福島原発事故とA.ラマチャンドランの「大亀ガウディの海」が描いた海洋汚染

ここに美しい一冊の大型絵本がある。

曼荼羅図柄に囲まれ、海のイメージを喚起させる文様の中央に、一匹の海亀が描かれている。そのページをめくり次々に現れる60数枚にも及ぶカラーのイラストレーションのひとつひとつは、読者を単にその物語に引き込むのみならず、現実の奥深くにある感情の世界へといざなう。このような深い視覚体験の感動を味わうことは、そうたびたびあることではない。

実はこの「大亀ガウディの海」という絵本は、人間の文明を海亀の視点から描写した寓話的な物語であるが、日本、インド、韓国、アメリカの第一線で活躍する作家や芸術家たちの友情により、この世に生みだされたものだ。彼らが心の奥深くで共感したものを形とし、それがディンディガル・ベルの処女出版作品として世に送りだされた。しかし実は、この本が出版されるまでに、何と15年もの歳月がかかっている。

一度は刷見本の過程にまでこぎつけながら、規格外のサイズ、しかも120ページもの曼荼羅風のカラーの絵本は高価なものとなり日の目をみることは難しく思えたが、このことが新しく出版社ディンディガル・ベルを生み出す契機となった。各国の文化伝統に深く根ざしながら、語りつむぎ出された新しい世界を是非とも世に送りだし、多くの人びとと共有したいという4か国のクリエーターたちの思いがこのディンディガル・ベルという出版社をもたらした。

次世代に語るものがたりと、アジア各国の視覚伝統の継承

「大亀ガウディの海」の作者田島伸二氏は、人間の文明は今、大きな滝壷にむかって危機的に進んでいる小舟のようだと述べている。次世代に語る物語は、そのことをまず伝えなければならない。そして同時に人間は、自然や歴史から学び、その深遠にある地下水から豊かで美しい水をくみ出さなければならないとも述べている。各国にはそれぞれ一人の人間をこえて、その背景に長い時をかけて磨きあげられてきた人間性や文化があるが、それらを同時にもちあわせた本を世に送り出していくことが、ディンディガル・ベルの使命の一つであると考えている。人間文明への警鐘を強烈に訴えながらも、人間性を深くよりどころとした自然や生の美しさをうたいあげる本を今後も世界に送りだしていきたい。

日本ではいまだに「アジアの本」、「インドの作品」などと、欧米以外の作品は、その内容や固有名詞で認知されるのではなく、地域や国名で分類されてしまうことが多い。それはこれらの国にある、最も美しい視覚表現伝統や社会的現実、そして物語の世界の多くが、本の形態では十分には流通していないので、外の人間の目にふれることが難しいことにもよる。例えばインドといった国がもつ、深遠で巨大ともいえる珠玉のような美の世界は、残念ながら、一般的に流通している本だけからはとても想像できない。はかりしれなく広く深いこうした世界を本で表現するためには、長年の視覚伝統の表現を熟知し、かつ本というメディアでそれを存分に新しく再生・再現できるクリエーターが必要となる。これは単に職人仕事では達成されるものではなく、「大亀ガウディの海」をてがけた画家、ラマチャンドラン氏のような伝統と現代を生きぬく感性が不可欠である。

各国にはラマチャンドラン氏のように第一級の画家が存在しているが、彼らが子どもから大人まで楽しめ、心の目を育ててゆけるような本を作る機会にめぐりあう機会は少ない。ディンディガル・ベルはそうした機会を多く作っていきたいと考えている。

ディンディガル・ベルの名称の由来

ディンディガル・ベルという名称は、南インドのタミル・ナドゥ州の町ディンディガルに本拠をおくあるグループが、自らの音楽や舞踊によってその社会に意識改革をもたらすべく活動していることに関連して命名された。そこでは、人の心にしみる芸術的な価値を心の中につみあげ、それによって自尊心にみち社会に奉仕する若いリーダーたちを育て、社会の様々な因習や矛盾を破っていこうとしている。そして彼らを象徴するものが「奴隷の鎖」と「解放の鈴」の二つである。ディンディガル・ベルの鈴(ベル)も、多くの人々に喜びと希望を届けられるようにという願いがこめられている。

大亀ガウディの海が泳ぎだす

ディンディガル・ベルの処女出版作品である「大亀ガウディの海」は、韓国と日本とで同時に刊行され、その英語版はインドでは、ラマチャンドラン氏の絵画作品を目にしたことのある人々を中心にブームがひろがりはじめている。 日本でも展覧会・講演会が開催予定
日本ではまだまだ知る人のみぞ知るといった具合だが、この本は何世代にもわたって読み継がれるだろう本との評価を受けているので、今後の広がりが期待されている。
また2007年には、画家の故秋野不矩氏や丸木位里氏・俊氏夫妻と親交の深かったA.ラマチャンドラン氏の来日も予定されており、全国数箇所で展覧会および講演会が開催されることになっている。                         
(ディンディガル・ベル代表)
情報誌「アクセス」350号/2006年3月号Web版

http://www.amazon.co.jp/gp/product/499025810X/sr=1-1/qid=1323184015/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1323184015&sr=1-1&seller=



絵本『大亀ガウディの海』 定価(本体2,500円+税)
日本語版/英語版/韓国語版、B4変型 / 並製 / 全ページカラー143頁 /
ディンディガル・ベル刊、定価2625円(本体2500円+税)(発行元)ディンディガル・ベル 
E-mail dindigul@kxe.biglobe.ne.jp

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9979986832


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