田島伸二のブログ-Tajima Shinji

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zoom RSS ICLCの識字活動と絵地図分析開催について

<<   作成日時 : 2010/12/15 12:27   >>

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識字活動では

よく見、
よく聞き、
よく表現できる力を求めて
ICLCは活動します。

自分自身+社会問題+教育問題+芸術活動を
統合した幅広い活動が、ICLCの特徴です。
つまり人間的なコミュニケーションを育てる力が、人間の力です。

そして、世界中で苦しんでいる無数の人々とともに喜怒哀楽の
表現や教育・芸術・社会活動を創っていきます。それがICLCです。国際識字文化センター(ICLC)は、アジアやアフリカなど途上国が直面している識字教育(読み書き計算能力)や多様な文化の表現活動に向けて、1997年5月、5カ国の有志によって、国際NGOとして東京に設立されたものです。ICLCは、ヒューマン・リテラシーという「人間力を高めるに必要なすべての表現力」を推進するために国境を越えたさまざまな教育・文化活動を行っています。

iclc2001@gmail.com




第1回絵地図分析特別ワークショップ

とき:    2011年3月19日(土曜日) 午後6時半ー10時
ところ:   中目黒GTプラザ 
主催:    国際識字文化センター(ICLC)
先着20名に限定: iclc2001@gmail.com
参加経費: 2900円(材料費込み)

ワークショップの背景と目的:


絵地図分析とは、言葉と絵とデザインを使って自分自身の内面の絵地図を作成するというもので、自分自身の顔を映し出す鏡を作り出すような作業です。その基本的な哲学は、「この地球上ではだれも自分自身に一番興味を持っている。しかし誰も自分についての生き方を真剣に教えてはくれない。」ということから出発したものです。こうした不安な時代、誰しも航海図を欲しがるものですが、それは自分自身の偽りのない欲求や現実などの問題を本音で作成していくものです。つまり自分自身の問題を把握するところからすべて始まるのですが、問題をきちんと把握することは、結局は解決に向かうことになるのです。

ーそして未来の日本を背負う日本の子どもたちの学力や想像力を育てるには?
ーしかし学力とはなにを意味しているのか?
ー人間を元気にさせることができるものはなんでしょうか?
ーいじめや学級崩壊を乗り越えるためには?

今の教育界は、現場の教師や子どもたちに自由な創造性への裁量を与えず、自由な思考や体験を伸ばすことを全くしてこなかった悪しき日本式教育のつけがすべて出てきているのが今日の姿ではないでしょうか。こうした教育空間では、日本の再生も世界への貢献もありえず、絶えず「長いものに巻かれろ」という思考や創造力だけが、不況の中でたくましく育っているように思います。

これを打破するには、OECD学力調査で世界一のフィンランドの教育方式はある参考になってきますが、それだけでは日本ではこうした能力は育たないように思います。日本人の風土にあった創造教育が必要で、それはICLCが開発した「絵地図分析ワークショップ」という先の時代に先行した方式です。これはすでに日本、韓国、インド、中国などでワークショップが多数開催されており、大きな成果を出しているものです。

それは具体的な問題を提示し、自由に自分を取り巻く環境から具体的に考える創造時間を通じて、「自分だったらどうするか?」という徹底した思考力や読解力を育てる教育で、それは今日世界的に広がりを見せているフィンランド方式と類似しているとも言えます。しかし類似しているのではなく、これをさらに先行する創造力をもっています。

ICLCが推進している絵地図分析(PMA)という独創性を通じて、個人やグループで、自由で独創的な読解力を楽しみながら創造力を身につけることができる画期的な創造教育。結局、たくましき人間力をもった子どもたちを育てていくには、学力という狭い範疇ではなく、「他人を理解する耳と、異なった意見を常に統合しながら、新しい分析能力を作り上げて実際的な行動力ーこれこそが今の日本や世界で求められている「人間力を通じての学力」そのものではないかと思います。

寓話を書いたことがあります。その物語のストーリーとは、「人間は言葉と手を使って宇宙のなかで華麗なる文明を築いた。そのため他の惑星の住人が人間の言葉や両手の実態を見学にやってきた」 しかし結局、かれらが地球上で見た人間の文明とは、「言葉と両手の使い方を誤ったために、結局は憎しみや破壊や戦争の文化を築いて、終には文明が滅びてしまった。」という悲劇的な物語です。

考えてみると私たちの言葉は、使う方向性や使い方を誤ると、剣のようにひとの気持ちを切裂いてしまったり、矢のようにひとの心に突き刺さって、簡単に人の心に地獄絵図を作ることができるのです。何気なく教師の放った言葉でも、子どもたちの柔らかい胸には鋭い矢のように突き刺さってしまうことも、しかもその子どもたちの中にはその突き刺さった矢を抜こうともせずに復讐を考えたりもすることもあるのです、それは親子関係でも、友達関係でも、国際関係でもすべての面で同じようなことが言えるのです。

しかし、反対に人を生かしていく言葉は、精神的にも苦悩のなかにいる人々を国境を越えて元気づけたり、わずかの言葉でも恋愛のように人を生き生きと蘇らせていくものです。しかし現代では、言葉の本来の役割である「人と人を結ぶ大切なコミュニケーション」がだんだん忘れられているような気がするのです。機能的に陥りすぎた言葉、無感覚な言葉、仲間内だけの言葉、自分の目的だけに引っ張りたい言葉などが氾濫し、人と人との深いコミュニケーションや自分自身の表現方法についても余り関心が払われていないように思うのです。

私はこれまで30数年間、ユネスコ活動などで識字教育を行ってきましたが、それらの現場での成功例と失敗例をもとに、現在「絵地図分析」という新しい自己発見のワークショップを国内外で開催しています。それは、近年、「人の言葉を聞くこと、自分を表現できる力、あるいは文字や絵で伝える表現力の強化などさまざまなコミュニケション能力」などが、子どもたちの存在や日常から非常に希薄になり、大人を含めて「自分がどこにいるのか?どこに行こうとしているのか?いったい何をしたいのか?」といったことで大きく揺れて不安の中で自分探しを痛切に求めていることを知ったからです




1.子どもたちの「キラン図書館」の設置

キラン図書館(ウルドゥー語で太陽の光)とは、社会的に最も恵まれない環境にいる子どもたちを対象に、ICLCによって設置された子ども図書館です。牢獄にいる子どもたちに「文字の読み書きの知識や読書の大切さ」を伝えようと、2000年からパキスタンのアディアラ、ムルタン、ファイサラバード、ペシャワールの刑務所内に4館、少数民族のカラーシャの子どもたちに1館のキラン図書館を設置しました。ミャンマーでは3館で活動が続けられています。また図書館活動とともに無実の子供を助けるために、弁護士を交えた救援活動も続けられており、これまで3人の冤罪が確定し釈放されています。多くの人々に支えられた活動は、今後、南アジアやアフリカ地域にも広げて、子どもたちを「文字や言葉を通じて」絶望からの再起に協力したいと考えています。

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2.平和絵本の共同出版プロジェクト

この絵本は、21世紀を生きる子どもたちを対象に平和や連帯の心を育もうと、ICLCの呼びかけで、パキスタン・ インドの絵本作家などが共同で1998年から企画・共同編集を開始したものです。「大人の憎しみが子どもの心を形成している冷厳な状況を、創作絵本を通じて乗り越えようとするもので、「戦いよりも平和を!21世紀の文明衝突は起こさない!」を合言葉に国境を越えた力で共同絵本を生み出そうとしています。1冊目は、インド、パキスタン、ネパール、日本の4カ国16名の専門家で共同で討議した絵本「Listen To Me!」(私たちの声を聞いて!)というタイトルで、2009年に英語版で出版される予定です。 また7月には、韓国から絵本作家を招いて日本海の環境問題について、日中韓の絵本の共同出版や中東での平和絵本にも取り組んでいます。


3. 自由な表現活動と自立を求めて

紙漉きのアイデアは、貧しい農村の子どもたちが、記録するための紙やノートが欲しい要請したことから始まりました。そうした要請に、ICLCは、紙やノートなどの現物そのものを送るのではなく、自然の素材から紙の作り方を教えて創意工夫の中で人々が持続できうる力や技術をもつことが必要と考えました。そこで、草木などで紙漉きするアイデアを使ってアジア地域の村おこしやNGOの強化のためにさまざまな協力活動を行っています。パキスタンの少数民族カラーシャの村、多数のNGOや美術大学、青少年刑務所、ラオスの山村、タイのカレン族の難民キャンプ、南インドのダリット(最下層カースト)の女性たち、韓国や日本の青少年などでも現代の環境問題や社会問題と深く関わりながら、人々の自立活動を支援しています。
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4.文字と絵で作成する絵地図分析の可能性

絵地図分析(PMA)とは、「文字と絵とデザインで、社会や自分自身の深層心理を表現しながら人生計画をたてるプログラム]です。二つの大きな効果があり、一つは内面にある苦しみや悩みを文字や絵やデザインを使った絵地図に昇華させるので、集中力や高揚感と共に自己の解放感がもたらされること。もう一つは、絵地図を詳細に分析することによって、羅針盤となる自分や社会についての具体的な方法が得られることです。
これはICLCの識字活動をもとに開発したユニークな実践学で、言葉と絵の力を用いて、問題解決のために自信を持てるようにすることが最大の目的です。これまでに日本の小中学校、韓国の親子や企業、中国の南京師範大学(2009年)、インドのNGO、パキスタンの農村女性、ラオス、ミャンマーなどで絵地図のワークショップを開催して大きな成果をあげています。

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5. ICLCが推進する多様な表現活動

アジア地域は文化や芸術においても実に多様で、大きな可能性ももっている地域ですが、現在大きな変化にも直面しています。ICLCは、さまざまな表現活動を通じて紹介しており、これまでに、ベルリンや南アでの文学祭への参加(2001年)、アフガニスタンの子どもたちによる平和を求める創作劇(イスラマバード)、インドの画家ラマチャンドランを東京に招いて絵本作品の展覧会(国連大学)や講演会(2007年)、チャンドラ氏のダリットの女性の舞踊団の公演(2008年)など多数の催しが開催されています。これらは豊かなコミュニケーション活動を形成する重要な取り組みです。

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