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zoom RSS 2009年1月3日の嬉しいお便り

<<   作成日時 : 2009/01/03 13:43   >>

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2009年1月3日、パキスタンのラホールの友人からとても嬉しいニュースが飛び込んできました。それはこれまで8年間、死刑囚の姉妹の釈放活動が実って、高裁にて無罪が確定して、すでに彼女たちは釈放され実家に帰れたというのです。なんという嬉しいニュース。二人の姉妹の苦労や喜びを想像すると思わず涙が出ました。

8年前、パキスタンの刑務所の中に「子どもたちの識字活動を推進する」ICLCのキラン図書館を設置するためにパンジャブ州の砂漠地帯にある女性刑務所を訪れたことがありますが、その時、牢獄の中から死刑を宣告された20歳ぐらいの二人の姉妹が懸命に無実を訴えてきたのに出会ったのです。彼らには弁護士も付けられず、夫を殺した殺人犯として親族から訴えられ、パキスタン社会の女性差別によって、村で起きた親族の怨恨などによって殺人罪として投獄されていたのでした。 そして死刑が宣告されていたのです。

刑務所長の同情もあって、特別にキラン図書館の活動をやっていることもあって外国人である私にももその牢獄を見せてくれたようですが、真夏の灼熱の小さな牢屋の中で泣く泣く訴えてくる二人をみて、なんとかしたいと思って、ラホールの友人に相談したところ、運よく彼の実弟がスウェーデンで法律を学んで帰国して、現在高裁の弁護士をやっているとのことでした。早速調べてもらってようやく再審が始まったのです。

そしてその結果、高裁では死刑から懲役10年に、そして今回、懲役10年から無罪が宣告され、今回の完全釈放になったのでした。 これには、ICLCの国内の関係者やパキスタンのICLCの現地の関係者、弁護士、そして鈴木斌東外大教授の奥様の公子さまなどの力強い支援があったからこそです。

ああ、良かった。キラン図書館が、子どもたちに本を届けるだけでなく、無実で苦しんでいる子どもや女性たちを闇の中から救いだす人権擁護の役割も果たすことができたようです。それがどんなに大きな励ましになるのか、無実の罪で苦しんでいる者でないとわかりません。

あの灼熱の地獄のような監獄の中で、死刑囚のレッテルを貼られて生きてきた姉妹たちー今年は本当に嬉しいニュースで幕が開きました。

この人生は、涙だけではなく、感激的に生きていきたいものです。みなさまの、今年の夢多き人生祈っています。




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